1.
期 間:2008年4月22日(火)〜5月13日(火) 22日間2.
参加者:
◎ツアーリーダー:アトラス・トレック:宮崎 孝 氏
◎福岡のK氏、神奈川のN氏、神奈川のMさん、兵庫のSさん、福井から妻と2人
<日本から計7人>
◎ネパール:サーダーのミンマ、クライミングシェルパのテンジン、
シェルパ見習いのアン・ダワ。
コックのダワとキッチンボーイ4人。
ポーターは17人とN氏専属ポーターのパサン<ネパール計26人>
(今回ヤクやゾッキョ等は使用せず)
3.メラ・ピーク(6473m)登山の概要
エベレスト(8848m)のクーンブ地方の南東に位置し、エベレスト街道とは山脈を1つ隔てる。
カトマンズから飛行機でルクラ(2840m)へ(約1時間。シェルパ、コック、ポーターと合流後トレッキング開始。飛行場後ろを南東に病院横を進む。やがて急坂になるシャクナゲは蕾が固い。チュタンガからテン・カルカへ進む。ザトル・ワラ(4600m)で高度順応をしながら登る。15時頃から小雪が舞う。ラブツァ峠からはメラ・ピークが初見山。ヒンクーコーラ迄下って、左岸を登る。タナ上流では一度河が伏流する。
日本人グループ、そこに野口健氏に会う。2日前メラ・セントラルに登ったと日焼け顔。
やがてカーレBC。
BCからはサイドモレーンの急登を上がるとメラ氷河下端。アイゼンを着用し傾斜の有る部分をクレバスに注意して進む。緩やかな雪原にでる、左に岩稜を見ながら進むとゆっくり歩き約1時間メラ・ラ(5415m)に着く。(ガスと小雪になり、新雪が1〜2cmヒドンクレバスに注意) ここを越えて下るとマカルー街道へ合流する。
メラ・ラから緩やかな大雪原をクレバスに注意して高度を上げる。左側の黒い岩上部へ回り込むと高所キャンプ地(C1約5700m)に着く。岩陰や窪地にテントが張ってあった。(今回はC1までテント、シュラフ、マット等をポーターが運んでくれた)
C1からは天気が良ければエベレスト、ローツェ、マカルー等々の名峰が展望できるはずがガスで何も見えず、残念。
深夜0時半からお粥を食べ、2時前、気温−22℃、無風。星を見て、ヘッドランプで出発。テンジン・シェルパはヘッドのみで確実に進む。緩い傾斜の雪原が延々と続く、高度と共に速度が遅くなる。
5時頃薄明るくなり、エベレストやローツェが見えた。
メラ・南峰からの斜面をトラバース気味に(といっても広いので傾斜は感じない)傾斜はきつくなったり、緩くなったりで歩いても歩いても近付かない。
やっと、スノードーム基部に着く。高度差約20mのスノードームには傾斜が約35度〜40度有り、途中にクレバスも口を開けていたので固定ロープが取り付けてあり、プルージックで登った。約10m緩い雪面を進んだ場所に頂上(6473m)標識の旗が有った。8時40分
エベレスト、ローツェ、ヌプツェ、マカルー等々の山々望まれた。
写真を撮り、他のメンバーが登るのを待つ。風も無く、太陽が有り寒くなかった。
4.記録(写真を主に紹介する)
◎ 4月22日(火) 晴れ 18時前に敦賀を出発、JRで21時半過ぎ関空に着いた。22時半には参加者7人集合する。タイ国際航空カウンターに並ぶ、乗客が多く約30分掛かる。通関を終えたのは24時前。
◎ 4月23日(水) 晴れ <関空⇒バンコック⇒カトマンズ> 1時37分関空を離陸。2時機内食(おにぎりとサンドイッチ)、ジュース、ビール、ワイン等無料、5時半また機内食(パン、ウインナーソーセージ、果物、ヨーグルト他) ビデオを見るか寝るのみ。
日本時間6時56分バンコック空港着陸(バンコック時間4時56分):5時間19分飛行。
空港ターミナル内で時間待ち後、9時半セキュリティーチェックをして搭乗ゲート前ベンチへ。
10時43分バンコック空港離陸(約3割に乗客)。11時ピーナツとジュース、11時半にはランチ(チキンライス、ナン、パン、果物、ケーキ)、
13時37分(バンコック時間)着。(カトマンズ時間−1時間15分)現地時間12時22分
(飛行時間:2時間54分)、ホテル着13時40分。
14時過ぎタメル地区へ買物。スーパーマーケットで1Lペットボトル15ルピ-。350ml缶ビールが220ルピー。18時半から夕食(トマトスープ、チキン、ポテト、他)
21時早々にベッドへ入る。
関空で出発前

バンコック空港ターミナル

カトマンズ空港
ホテルへマイクロバス
ロイヤル・シンギ・ホテル

買物 王宮
モー休憩中だよ

ホテル内で夕食
◎ 4月24日(木) スモッグの掛かった天気、昼間は暑い。 <カトマンズ:ホテル⇒空港⇒ホテル>
6時ホテル発、カトマンズ空港ではターミナル入口ドア前に並ぶ。Yeti航空のプロペラ機で定員は20人位。7時40分:耳栓用の綿とキャンディを貰い塔乗、8時15分離陸。
ルクラに向ったがルクラ近くが霧で山を越えられない。Uターンして8時50分カトマンズに戻る。
昨年アイランド・ピークへ登った時のサーダー・パサンに会う。(クスムカングル北壁を登る日本人をガイドするとのことであった)
待合ベンチで天気待ち。ルクラ以外へは次々出発する。13時半本日飛行中止。
14時半ホテルへ戻る。
14時半〜昼食ホテル7階で中華を食べる。シャワーをしたり昼寝をする。
19時半〜夕食ホテル7階日本食「槙」で食べる。(350ml缶ビール:220ルピー)
カトマンズ空港入口 パサン・ギャルツインと

プロペラ機に乗る 操縦室

霧でUターン 待合室で

ホテルの窓から 昼食の中華

夕食は和食
◎ 4月25日(金) スモッグの掛かった朝、昼間は暑い。
<カトマンズ:ホテル⇒カトマンズ空港⇒ルクラ空港⇒チュタンガ(3020m)>
5時過ぎにホテル出発。朝食のBOXを貰う。空港入口が開くのを待って入る。
6時前にはベンチで待機。ルクラは霧の情報。 朝食のBOXを食べる(パン、卵、バナナ他)
9時バスに乗り、飛行機の横まで行くが待合室へ戻る。9時40分搭乗、9時47分離陸(ルクラが霧の時は途中にあるハプル飛行場に着陸待機予定で出発)
霧の中からルクラ空港が現れる。10時22分着陸。思わず拍手。
ロッジレストランで昼食。 サーダーのミンマ・ソナは昨年N氏と一緒だったとのこと。
ポーターに荷物を預け、出発。ルクラを離れると傾斜が急になった。
15時半チュタンガ(3020m)に着く。18時半から夕食(味噌汁、ご飯、ホウレンソウ、キャベツ、豆腐、梨缶)。
薄いパッチ、長袖シャツを着る。20時半シュラフへ
カトマンズの朝 搭乗

ルクラ空港 滑走路

ルクラの町並み ロッジで昼食

新築工事 シェルパ見習いアン・ダワ

Sさん、N氏 リーダー、Mさん、パサン

リンドウ アセビ

ルクラ町外れ 豆のような花

サクラソウ

ラディグラス(石南花)

ラディグラス 沢を渡る

丸木橋 ポーター

チュタンガ(3020m) 撮るよ

黄色い花 ロッジ

ロッジの釜戸 テント

夕食

◎ 4月26日(土) 上部は晴れ、下部はガス
<チュタンガ⇒テン・カルカ(4100m)(高度順応(4350m))>
6時:モーニング・ティ、6時半:洗面湯、7時から朝食(お粥、オムレツ、トースト、キャベツ炒め) 7時50分出発。10時25分テンカルカ(4100m)着。
昼食(中華スープ、コロッケ、カリフラワ、インゲンマメ、リンゴ)
<高度順応>に約2時間、4350m付近まで登る。
15時半、ティタイム。
18時半夕食(スープ、ご飯、豆腐、玉ねぎと人参炒め、きゅうり、蒸しなす、マンゴー缶)
<シェルパ3人、キッチン5人、ポーター18人の紹介有り。>
夕食後はすることが無い。19時半早々にシュラフに入る。
出発して約1時間チュタンガが見える。

テンカルカはもう直ぐ。 チュタンガがさらに小さく

テンカルカ上部へ約1時間高度順応(4225mまで)

新雪が少し
夕食
◎ 4月27日(日) 快晴 <テン・カルカ⇒ザトル・ワラ⇒ツェトラ(3920m)>
起床、洗面、朝食パターンは同じ。7時40分出発。9時過ぎ昨日の高度。
9時45分ザトル・ワラ(4537m) 約50m位トラバース気味に下り登る。
11時ツェトラ・テン(4620m)に着く。 N氏は吐き気がすると高度障害の兆候。
12時半ツェトラ(ドリィカルカ)着。(4150m)
昼食(野菜の天麩羅、巻き寿司、うどん、みかん)
15時半:お茶 アラレがパラパラ。 南アフリカのパーティ10人余着。
18時半夕食(クリ−ムスープ、ご飯、大根煮つけ、オクラサラダ、梨缶)
お母さんは吐き気がすると欠食。 19時半シュラフへ。小雪パラパラ。
ザトル・ワラ下部からクンブ方向

テン・カルカ ザトル・ワラ
昼食

ツェトラのロッジと夕食
◎ 4月28日(月) 晴れ<ツェトラ⇒コテ(3550m)>
7時45分出発。約1時間でラプツァ峠(4165m)に着く。メラ山群がお目見えした。
峠からは大下りとなり、これを帰りには登るのかとウンザリした。
11時過ぎ、途中のタクトに着き、昼食を食べる。
昼食後約1時間下り、ヒンクーコーラの河原に着いた。左岸を登る。
14時40分にコテ(3550m)に着いた。
シラビソに似た大木が多数あり、板や柱を手引きノコギリ、オノ、カンナ等で製作していた。新築中のロッジも何軒か有り。
ストーブ代も此処が一番安く50ルピー/人だった。
18時半から夕食(クリームスープ、ギョウザ、マカロニ、キャベツとキュウリのサラダ、リンゴ)
ツェトラ 昨日左の斜面から下った
ラブツァ峠(4165m) メラ・セントラル、サウス

コテのテント

ポーター達はトランプ 水牛の肉、半乾き

夕食
◎ 4月29日(火) 晴れ後曇り
<コテ⇒タナ(4356m)>
7時50分出発。河の左岸を登る。
約40分程でクスムカング−ル山群が見える。
10時40分ソフレ(3905m)に着く。11時から昼食(うどん、ナンのジャム巻き、イワシ缶詰、ポテト、スイカ)
昼食後約1時間で登山道から少し上がった場所にゴンパ(寺)が有り。登頂祈願をする。
修行僧が居てお経を上げてくれた。
14時40分タナ(4360m)に着く。曇り。
ポーターの到着が遅れ、ロッジでお茶を飲みながら持つ。
18時半から夕食(みそスープ、ご飯、ピザ、キャベツ・サラダ、白菜)
サーダーのミンマがポーターに給料を払っている
昼食(うどん、ナンのジャム巻き、ポテト他)
夕食
◎ 4月30日(水) 快晴
<タナ⇒カーレBC(4900m)>
7時35分出発。草原のような中を上流へ。約1時間半後、左にクスムカングール山群、右にメラ・ノース北壁が望まれた。
S氏が最初に休憩した場所にウエスト・ポーチを置き忘れたものを、シェルパ見習いのアン・ダワが発見し持ち帰った。拍手。
この付近でヒンクー川が地中へ潜っていた。
11時半モレーン帯を越して台地に着く。メ・ララへの水平の氷河が望まれる。
数人が下山して来た。日本語の挨拶に顔を見ると「野口 健」氏だった。29日に登頂したと日焼けした顔。頂上ドーム下部のクレバスは狭く問題なかったとのこと。
女性達は早速写真を御願いする。
12時半にカーレ(4900m)BC着。
昼食(おにぎり、うどん、キャベツときゅうりのサラダ、カリフラワ、オレンジ)
15時半、お茶この頃から小雪がパラパラする。
高所用下着に変える。
ストーブ代150ルピー/人
18時半、夕食(オニオンスープ、カレーライス、おくら、リンゴパイ)
19時半、シュラフへ。星空。
出発して1時間タナを見る ザルパティーナ山群
クスムカングル山群

メラ・ラへの氷河
K氏のウエスト・ポーチ待ち 野口 健氏に会う

女性達は早速写真、中々の男前だ
昼食 夕食

◎ 5月1日(木) 快晴
<高度順応、氷河下端(5135m)>
雷鳥の鳴き声、クワクワがうるさい。
高所靴、ヤッケ、ピッケル、アイゼンを持ち。8時出発。
9時25分急坂を上がる。
10時半氷河下端(5135m)着。
三角推の山はピーク41だ。 10時50分下山開始。12時10分BC着。
12時50分から昼食(野菜スープ、ナン、ジャガイモ、りんご)
14時から約1時間散歩、約40分登る。約5000m、ピーク41が良く見えた。
15時半はお茶。小雪がパラパラする。
18時半〜夕食(ガーリックスープ、パイ、うどん、ジャガイモ、フルーツ)
20時シュラフに入る。
BCからメラ北壁 *大画面 ピーク41(6648m)
メラ北壁 氷河下端へのトラバース
氷河下端